日大三(東京)が専大松戸(千葉)を破って6年ぶりの8強を決めたが、後味の悪さが多く残った。

 3回表までに9-3の大量リードも、先発した桜井周斗投手(3年)が6回途中7四球と乱調するなど、1点差まで詰め寄られた。四球や失策で出した走者をことごとく得点に結びつけられた。

 小倉全由監督(60)は「信じられない。野球じゃないですよね。サッカーのオウンゴールどころじゃない」と声を絞り出すようにして話した。