<国体高校野球:東海大相模5-1北大津>◇29日◇2回戦◇千葉・銚子市野球場

 東海大相模(神奈川)の一二三慎太投手(3年)が8回を4安打無失点、9三振を奪う好投で、高校生活最後の登板を白星で締めくくった。

 今春に上手投げからサイドスローに転向。夏の甲子園では準優勝投手となった。この日はサイドとスリークオーターをほぼ半分ずつ投げ分け、両サイドの揺さぶりに加え緩急も付けて北大津打線を翻弄(ほんろう)した。

 一二三は「横の幅に加えて奥行きを加えれば、三振も増えると思った」と説明。また注目の進路に関しては「国体が終わってから監督さんや両親と話し合って決めたい」と話すにとどまった。