<全国高校野球選手権:光星学院5-0作新学院>◇19日◇準決勝

 青森の光星学院が初の決勝進出を決めた。青森勢の決勝進出は1969年(昭44)の三沢以来、42年ぶり。また東北勢の決勝進出は03年の東北(宮城)以来、8年ぶり6度目。過去5度はいずれも準優勝に終わっている。光星学院が優勝旗を初めて東北へもたらすか。過去の決勝は以下の通り。<1915年>

 第1回大会。秋田中(秋田)は1-2で京都二中(京都)に惜敗。<1969年>

 太田幸司投手の三沢(青森)は決勝戦で松山商(愛媛)と対戦。延長18回、0-0で引き分け。再試合で2-4で敗れる。<1971年>

 磐城(福島)は小さな大投手・田村の好投などで決勝進出。しかし桐蔭学園(神奈川)に0-1で敗れる。<1989年>

 大越投手の仙台育英(宮城)が決勝進出。帝京(東東京)との決勝戦は0-0で延長戦へ。しかし10回、2点を勝ち越され0-2で敗れる。<2003年>

 ダルビッシュの東北(宮城)が常総学院(茨城)と決勝戦。2回に2点を先制するも逆転負け。