<高校野球秋季関東大会:作新学院6-2横浜>◇2日◇準々決勝◇山梨・小瀬スポーツ公園

 作新学院が99年以来12年ぶりの準決勝進出を果たし、来春センバツ出場をグッと引き寄せた。2-2の8回表2死二、三塁から8番高嶋翔馬三塁手(2年)が右翼越えに2点二塁打を放ち勝ち越し。9回には3番高山良介右翼手(2年)の左越え2ランで突き放した。決勝打の高嶋は「ライトが追っているの見て、越えたと思いました」と胸を張った。

 今夏甲子園4強の原動力となったエース右腕、大谷樹弘投手(2年)は9安打を浴びたがこの日最速137キロの直球に変化球を織り交ぜ2失点で完投。「(横浜は)強いチームなので気持ちで負けないように臨みました」と振り返った。