プロ野球現役選手によるシンポジウム「夢の向こうに」が21日、宮崎県総合運動公園で行われた。今回は、テストケースとしてプロ選手がグラウンドで高校球児に指導する形を導入。巨人から小笠原道大内野手(38)実松一成捕手(31)亀井義行内野手(29)田中大二郎内野手(23)松本哲也外野手(27)橋本到外野手(21)加治前竜一外野手(26)の7選手と、ソフトバンクから久米勇紀投手(26)岩崎翔投手(22)有馬翔投手(21)猪本健太郎捕手(21)の4選手が参加した。

 午前2時間、午後2時間の2部制で、宮崎県内の47校の硬式野球部員459名が指導を受けた。熱心に指導を行った小笠原は「球児の真摯(しんし)な目の輝きが印象的でした。新しい試みに参加できたのは良かったです。さらに1歩1歩、前に進んでほしい」と話した。