元西武で独立リーグのBC神奈川に所属する平井克典投手(34)が19日、現役引退を発表した。9月6日にバッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われるBC山梨戦で引退試合を行う。

球団を通じてコメントを発表し、平井は「今シーズンで現役生活に区切りをつける決断をしました。6歳から始めた野球をこの歳まで続けることができたのは、家族を始め周りの方々に恵まれ、育てていただいたからです。本当に感謝しています。NPBに戻りたい一心で自分なりにあがいてやったことに後悔はありません。海外リーグで今までとは異なった野球を経験し、独立リーグで若い子と共に、必死に汗を流した時間は自分の人生の中でとても貴重な時間でした。たくさんの素晴らしい指導者の方々、野球を通じて出会ったすべての方々、そして応援してくださった皆さんに心から感謝しています。今後もまだ野球には携わりたいと思っています。29年間ありがとうございました」とした。

16年ドラフト5位で西武に入団し、1年目から活躍。19年にはパ・リーグ記録となる年間81試合に登板するなど、腕を振ってきた。1軍登板も減り昨オフに戦力外通告を受けた。現役続行を希望して、メキシカン・リーグのラグナ・ユニオン・コットンファーマーズでのプレーを経て、今年5月にはBC神奈川に入団。「自分の中でも日本に帰ってもう一回やりたいということもあったので、高木(=高木勇人コーチ)さんにご相談をした形です。もう一度NPBに戻りたい。それが大前提」と決意を語っていた。