<秋季高校野球東京都大会:東海大高輪台5-3小山台>◇準々決勝◇2日◇神宮第2

 強豪私学に連勝してきた小山台がベスト8で姿を消した。快進撃の原動力となってきたエース伊藤優輔投手(2年)の制球が定まらず、9回10安打5失点。

 1回戦から堀越、早実、日大豊山を倒してきたが「勢いに乗ったからこそ、軽くやられてしまった」と甘さが出たと振り返った。

 尾久八幡中では軟式野球チーム「荒川ウェーブ」に所属し、都大会優勝。野球が強い私立への進学する選択肢もあったが、「勉強もしっかりやりたい。野球が強い所で甲子園に出るのは当たり前」と公立校に進学した。

 「冬は体重を5キロ増やして、球のキレと重みを増やしたい。強い所に勝てたのは自信になった」と冬場の成長を誓った。