＜高校野球神奈川大会：横浜８－３湘南＞◇２３日◇４回戦◇保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム

　湘南が横浜を苦しめた。先発の２年生左腕・千脇諒太投手（２年）が粘りの投球。８回２／３を１０安打を浴びながら１四球２三振の６失点。失策が絡んでおり、自責点は３だった。大小のスライダーでタイミングを外し、強打横浜に一歩も引かない試合を展開する原動力となった。

　千脇は「（７回に浅間に打たれた決勝２ランは）外角低めの直球を投げようと思ったら、インハイに入ってしまった。悔やんでも悔やみきれないです。もっと先輩たちと野球がしたかった。昨秋県大会の横浜戦で５失点したので、３失点以内、いや０点で行こうと思っていました」と言って、泣いた。