<高校野球岩手大会:盛岡大付5-4花巻東>◇24日◇決勝◇岩手県営

 盛岡大付がエース松本裕樹(3年)の投打にわたる活躍で、2年ぶり8度目の夏の甲子園出場を決めた。

 1回2死三塁、右越えに高校通算54本目となる先制2ラン。4回に逆転を許したが、5回2死一、二塁で自ら左中間へ逆転の2点二塁打を放った。投げては9安打を浴びながら5回以降は得点を許さず、119球8奪三振で4失点完投。今秋ドラフト上位候補の最速150キロ右腕は「苦しいゲームだった。自分たちの代で甲子園に行くために、絶対に負けられなかった」と汗をぬぐった。