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清峰今村が練習試合で完投もサヨナラ負け

清峰今村(左)は捕手川本にマウンドで声をかけられる(撮影・前田泰子)
清峰今村(左)は捕手川本にマウンドで声をかけられる(撮影・前田泰子)

 センバツV右腕の清峰今村猛(3年)が27日、筑陽学園グラウンド(福岡県筑前町)で行われた筑陽学園との練習試合で完投し、5失点でサヨナラ負けを喫した。8回まで慎重な投球で2失点に抑えていたが最終回、先頭打者を三振に仕留めると、そこから力で攻めだした。四球をはさんで4連打でサヨナラ負け。センバツ後2試合目の完投は苦い結果に終わった。

 夏を見据え、この日のテーマは制球力だった。5月の鹿児島での招待試合で出した自己最速の152キロの速球は封印。最速142キロとスピードは抑えぎみにして左右に投げ分ける投球に徹底した。「最後はちょっと力を入れてしまいました」と今村は反省。吉田洸二監督(39)も「今日の投球がいい勉強になったと思います」と今後の財産にと期待した。

 集まった7球団のスカウトの高い評価も変わらない。ソフトバンク小川スカウト部長は「投手に必要なものをすべて備えている。秋のドラフトでは間違いなく騒がれる存在だと思う」と熱視線。「夏はむだな球を投げずに抑えた投球で確実にうちとっていきたい。県大会では終わりたくないです」と今村はキッパリ言った。清峰の初戦は7月17日。春よりさらに進化した姿で今村が甲子園のマウンドを目指す。【前田泰子】

 [2009年6月28日11時33分 紙面から]


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