群馬 優勝記事
東農大二完封で15年ぶり5度目/群馬大会
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東農大二Vへの足跡 2回戦 6-0 太田工 3回戦 4-3 富岡実 4回戦 3-2 利根商 準々決勝 3-1 桐生 準々決勝 8-1 桐生南 決勝 2-0 樹徳
<群馬大会:東農大二2−0樹徳>◇7月28日◇決勝
東農大二の「綾(りょう)クン」が15年ぶり5度目の甲子園出場を決めた。エース左腕・加藤綾投手(3年)が6安打10奪三振で樹徳を2-0完封。6試合計55イニングを1人で投げ抜いた。「頭が真っ白になった。涙が出そうでした」と最後までマウンドを守った。
自己最速は135キロだが、新球チェンジアップを有効に使った。今春の関東大会は2回戦で1-4と横浜に敗退。「ハマのゴジラ」筒香には直球、スライダーで2安打を浴びた。「逆に変化するボールがないと夏は勝てない。それが今日は生きた」と振り返る。多い日は1日200球の投げ込みで、昨冬から取り組むチェンジアップに磨きを掛けた。最後の三振も「新球」で奪った。
187センチの大型捕手、4番の町田卓也(3年)は3安打1打点と活躍。兄直也(早大4年)は早大・斎藤のチームメートだ。「魂のこもったボールだった」とエースをたたえた。3回戦は9回逆転サヨナラ、4回戦は延長12回の接戦を制した。「粘り」を身上に、15年ぶりの甲子園に乗り込む。
[2009年7月29日 紙面から]
◆東農大二 1962年(昭37)創立の私立校。生徒数は1821人(うち女子840人)。野球部も同年に創部し、現在部員は105人。甲子園は春3度、夏は4度出場。所在地は群馬県高崎市石原町3430。松本兼太郎校長。
群馬大会
優勝 | 参加校 | 組み合わせ表 | 春季大会優勝校 | 昨夏代表校 |
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東農大二 (15年ぶり5度目) |
67校 |
ダウンロード[PDF] | 前橋商 | 桐生一 |
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