長野 優勝記事
長野日大、データ野球で初優勝/長野大会
- 甲子園初出場を決めた長野日大ナインは大喜びで応援団にあいさつに向かう(撮影・斎藤直樹)
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長野日大Vへの足跡 2回戦 18-0 諏訪二葉 3回戦 10-3 上田西 4回戦 9-1 高遠 準々決勝 8-0 長野商 準決勝 6-4 地球環境 決勝 11-1 松本一
<長野大会:長野日大11-1松本一>◇7月26日◇決勝
長野日大が序盤の大量得点で11-1と松本一を圧倒し、夏の甲子園初出場を決めた。決勝進出さえ初めて同士の対戦だったが、長野日大を率いて5年目の中原英孝監督(64)は、夏の甲子園全国最多35度の出場を誇る松商学園の元監督。相手投手攻略へ「外の3分の1は捨てろ」との指示を徹底させた。打線は2回までに7安打で7得点を奪い、中原監督の春夏通算11度目の甲子園出場はほぼ決まった。
3打数3安打5打点の5番小林聡捕手(3年)を筆頭に、ナインは甲子園常連校のようなデータ野球を実践している。自らを「第1ストライクに手を出すと高打率を残す」と分析する小林は、積極打法で3長打した。1安打1失点で完投した加藤幸宏(2年)は、相手打線の弱点と読んだ内角攻めで付け入るスキを与えなかった。08年、初出場したセンバツでいきなり8強入りした長野日大。ただの初出場校とは、ひと味違う。
[2009年7月27日 紙面から]
◆長野日大 1959年(昭和34)に長野中央高として創立の私立校。88年に現校名に改称。生徒数は1051人(うち女子383人)。野球部は59年創部。部員は78人。主なOBは中日佐藤亮太。甲子園は春1度出場。男子バレー部なども全国レベル。所在地は長野市東和田253。山浦憲一校長。
長野大会
優勝 | 参加校 | 組み合わせ表 | 春季大会優勝校 | 昨夏代表校 |
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長野日大 (初出場) |
94校 (前年比±0) |
ダウンロード[PDF] | 佐久長聖 | 松商学園 |
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