広島大会 優勝記事
広陵が2年ぶり20回目の優勝/広島大会
- ナインから胴上げされる広陵中井監督(撮影・佐藤貴洋)
- Vへの足跡
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広陵Vへの足跡 2回戦 8-1 広島市工 3回戦 9-0 三次青陵 4回戦 8-0 盈進 準々決勝 12-5 崇徳 準決勝 6-4 広島観音 決勝 2-0 如水館
<高校野球広島大会:広陵2-0如水館>◇7月28日◇決勝
センバツ4強の広陵が、春夏連続出場を決めた。昨年の決勝で敗れた如水館に雪辱。プロ注目の右腕、有原航平投手(3年)が貫禄(かんろく)の4安打完封し、「絶対に倒したかったので本当にうれしい」と誇らしげに言った。強力打線の相手を沈黙させる2-0での勝利だった。大会前、右ひじの違和感で2週間ほど投げられなかった。大会でも万全ではなく、投球回数を抑えて、この日に備えた。有原も「今は問題ないです」と頼もしい。
復活したエースの力投に「見ていて点を取られる気がしない」と主将の福田周平内野手(3年)は言う。中井哲之監督(48)も「いろんな人のサポートと本人の意思で苦しさ乗り越えてくれた」とたたえた。昨年の決勝同カードで快音なしの「金本2世」と呼ばれる4番丸子達也内野手(2年)は、貴重な適時二塁打を放ち「去年は受け身だった」と成長に胸を張った。今夏こそ悲願の夏制覇を果たしてみせる。
[2010年7月29日 紙面から]
◆広陵 1896年(明治29)創立の私立校。普通科のみで生徒数は802人(うち女子380人)。校訓は「質実剛健」。野球部創部は1911年(明治44)4月で、部員は110人。甲子園出場は夏は19度で準優勝3回、春は22度で優勝3回、準優勝3回。主なOBは阪神金本知憲。所在地は広島市安佐南区沼田町伴4754。上高原悟校長。
広島大会
優勝 | 参加校 | 組み合わせ表 | 春季大会優勝校 | 昨夏代表校 |
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広陵 (2年ぶり20回目) |
96校 | ダウンロード[PDF] | 広島工 | 如水館 |
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