長野大会 優勝記事
松本工祝初出場、柿田852球激投/長野大会
- 松本工対松商学園 優勝インタビューを受ける松本工・中村監督(右)
- Vへの足跡
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松本工Vへの足跡 2回戦 3-2 伊那北 3回戦 2-0 東京都市大塩尻 4回戦 3-1 野沢北 準々決勝 5-4 長野日大 準決勝 5-2 上田千曲 決勝 6-5 松商学園
<高校野球長野大会:松本工6-5松商学園>◇7月25日◇決勝
松本工が松商学園を延長10回の末に6-5で下し、創部66年目で春夏通じて初の甲子園出場を決めた。プロも注目する最速142キロ右腕、柿田裕太投手(3年)が11安打を浴びながらも、5失点完投。2回戦からの6試合60イニング、852球を1人で投げきった。この日も、5回あたりから右肩が「だるい感じで上がらない」状態だったが、「気力でいくしかなかった。味方が守ってくれると信じてた」と腕を振り続けた。
そんなエースの姿に、ナインが発奮しないはずはなかった。2点を追う9回2死走者なしから追いつくと、10回2死二塁で上原健志朗内野手(3年)が決勝の右前適時打を放った。その裏2死一塁、抜ければ同点という左翼への大飛球を、倉田健太外野手(3年)がフェンスに激突しながら好捕。中村定史監督(61)は「良い状態で投げられれば、甲子園でも面白いと思う」と「鉄腕エース」とともに就任31年目で初の聖地へ乗り込む。【今井恵太】
[2010年7月26日09時30分 紙面から]
◆松本工 1939年(昭14)に創立された県立校。生徒数は600人(女子18人)。機械科、電気科、電子工業科。野球部は45年創部で、部員数は53人。主なOBは御子柴進(元阪神)。所在地は長野県松本市筑摩4の11の1。赤羽利文校長。
長野大会
優勝 | 参加校 | 組み合わせ表 | 春季大会優勝校 | 昨夏代表校 |
---|---|---|---|---|
松本工 (初出場) |
93校 |
ダウンロード[PDF] | 丸子修学館 | 長野日大 |
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