岡山

優勝への足跡

倉敷商Ｖへの足跡
１回戦	７－１	倉敷鷲羽
２回戦	１０－３	おかやま山陽
３回戦	２－０	作陽
準々決勝	３－２	金光学園
準決勝	４－２	岡山学芸館
決勝	６－１	玉野光南

＜高校野球岡山大会：倉敷商６－１玉野光南＞◇７月２６日◇決勝

　倉敷商が３年連続の夏を決めた。３－１の７回には３安打に送りバントとスクイズを絡め３点をもぎとり、粘る玉野光南を６－１で振り切った。３連覇を果たした森光淳郎監督（４０）は「すごいことを成し遂げた。この１年で大きく成長した選手たちの勝ちへの思いが、島田の投球に込められ守りきった」とうれしそうに話した。

　エース島田慶太投手（３年）は準決勝、決勝と２試合連続完投。植田周馬主将（３年）が「百点満点の出来だった。甲子園ではまず初戦に勝ち、全国制覇の夢に近づきたい」と言えば、森光監督は「甲子園では日本一を目指す」と言い切った。

　［2010年7月27日　紙面から］

◆倉敷商　１９１２年（明治４５）創立の県立校。商業科、情報処理科、国際経済科がある。生徒数８７３人（女子５６４人）。野球部の創部は３１年で、部員数は７７人。甲子園は夏は過去８度目、春は２度出場。主なＯＢは元中日、阪神監督の星野仙一氏。所在地は倉敷市白楽町５４５。松田寿雄校長。