レンジャーズ・ダルビッシュ有投手が27日(日本時間28日)、2度目のフリー打撃に登板した。

 登板を終えると「あいつらを並べられたら…。(合計年俸は)何億なの」と、力みが出た理由を苦笑いで話した。相手はベルトレ、フィルダー、秋信守ら打線の中心となる同僚。調整とはいえ、マウンドで気持ちが高ぶったのは当然だろう。

 ファンが最も沸いたのがベルトレの打席だ。直球を中心に攻めた後、最後に選んだのが山なりのスローカーブ。不意を突かれた強打者はバットを出せずに苦笑いした。

 ダルビッシュは「力んだら駄目ということがよく分かった。反省として次にやれれば」。ただ、その中でも「球自体はすごく力もあった」と手応えも口に。乾燥で球がよく飛ぶ中で浴びた秋信守の柵越えの一撃も「アリゾナ本塁打でしょ」と余裕の表情だった。

 次回は紅白戦に登板する予定。