大リーグ機構と選手会が、ドラフト制度の大改革を行うと、27日付の米ヤフースポーツが伝えた。

 1つはドラフト対象のアマチュア選手に対し事前に健康診断と身体能力テストを行うというもので、球団が指名する前に選手の体調や故障の有無を把握し、問題がある選手をふるいにかけるシステムの導入だ。昨年アストロズから指名されたブラディ・エイケン投手(18)の肘故障が判明し、交渉でもめたことが、改革に向かうきっかけとなった。両者間の交渉でさらに重要視されているのが国際ドラフトの導入で、16年12月までの交渉成立を目指すという。