ヤンキースのキャッシュマンGMが2日、歴代4位タイの通算660本塁打を達成したアレックス・ロドリゲス内野手(39)に600万ドル(約7億2000万円)のボーナスを払わない意向であることを明言した。

 1日のレッドソックス戦で田沢から節目の記録を放ったが、同GMは「我々に支払う義務はない。達成したから得られるというものではない」と発言。ボーナス契約には、記録達成が球団のマーケティングに結び付く場合に与えるとの条件が付いており、薬物使用で印象が悪化したA・ロッドには当てはまらないとの考え。A・ロッドは何も語らなかったが、支払いを巡り争う可能性が高まった。(ボストン=水次祥子)