米国の野球殿堂入り式典が26日、ニューヨーク州クーパーズタウンで行われ、ブレーブスなどで213勝154セーブをマークしたジョン・スモルツ氏らが表彰を受けた。

 大リーグ史上初の200勝150セーブを達成したスモルツ氏は野球人生の転機として、右肘の靱帯(じんたい)修復手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたことを挙げた。

 米メディアによると、スモルツ氏がトミー・ジョン手術を受けて殿堂入りした初めての選手という。スピーチでは同手術を受ける若い選手が増えていることに警鐘を鳴らし「子どもたちに早い時期から無理をさせないようにしてほしい」と呼びかけた。