ジャイアンツは地区首位ドジャースに2連敗し、自力Vの可能性が消滅した。

 ジ軍バムガーナー、ド軍グリンキーの投手戦はロースコアの攻防となり、7回には球審の判定に激高したボウチー監督が退場になる場面も。12試合ぶりにスタメンを外れた青木宣親外野手(33)は、2点を追う8回先頭で代打出場。逆転の突破口を開きたかったが左飛に倒れた。1-2で惜敗し、ゲーム差5・5に拡大。青木は「向こうに勢いをつけてしまう形に今にもなりそう。とにかく明日取って、勢いを止める必要がある」と必勝を誓った。(ロサンゼルス=佐藤直子通信員)