ヤンキース田中将大投手は12日、キャンプ地の米フロリダ州タンパで自主トレーニングを開始し、マイナー施設でキャッチボールやランニングを行った。

 練習中は再会した同僚と会話するなどリラックスした様子。最長で約50メートルのキャッチボールを行い、ロスチャイルド投手コーチと言葉を交わす場面もあった。田中は「状態はいい」と言い、近日中にブルペンで投球練習を行う考えを示した。

 昨季終了後に右肘の骨片を除去する手術を受けた。米メディアから公式戦の開幕に間に合うのかを問われた右腕は「まだ話せる時期ではない」と返したという。同投手コーチは「順調に来ているが、様子を見ながらやる。今は無理をする必要はない」と話した。