マエケンが、メジャー2勝目を挙げた。

 ドジャース前田健太投手(27)が、今季3試合目となるジャイアンツ戦に先発。0-0で迎えた3回表、2番パニックに右翼スタンドへ運ばれメジャー初失点を喫したが、5回裏、ペダーソンの2ランで逆転した。

 前田は7回を4安打1失点3四球。毎回の7奪三振と好投した。3-1でリードした8回から救援陣が相手打線を抑え、メジャー2勝目を挙げた。球数は98球だった。

 前田は初回、2四球で走者を出したものの無失点の立ち上がり。4回には連続安打で無死一、二塁のピンチとなったが、内野ゴロを打たせ併殺などで抑えた。7回1死一塁の場面では、投前のバント飛球をショートバウンドでさばき二塁へ送球。自らの好守で併殺に仕留め切り抜けた。

 試合後、前田は「ホームなので味方の声援がたくさんあった。勝ててよかった」と振り返った。序盤は苦しんだ。「(審判がストライクを)取ってくれない球が多かったが、気にしないようにした。丁寧に投げるように意識した」と話した。