レンジャーズのダルビッシュ有投手(29)が、メジャー初本塁打と初打点をマークした。

 敵地での交流戦で打席に立ち、3-2と1点リードで迎えた5回表2死走者なしの場面で、時速146キロの速球を中堅芝生席へ運んだ。

 本職の投球では、6回4安打5失点(自責3)5奪三振の内容で、勝敗は付かなかった。

 2回に3四死球と内野ゴロ、捕逸など無安打で2失点。6回裏には、味方の拙守に足を引っ張られ、5-5の同点に追い付かれ、その直後、交代した。

 最速はメジャー最速タイの時速99マイル(約159キロ)。

 球数は、100球。

 防御率は2・91。

 試合は、レンジャーズが8回表、1点を勝ち越して競り勝った。

 試合後の会見では、初アーチに話題が集中。「ここ数日、打撃練習をして(本塁打が)あるんじゃないかと…。でも、打撃が話題になっているようじゃダメですね」と、苦笑交じりに振り返っていた。