ドジャース前田健太投手(28)が、メジャー移籍1年目で地区優勝を果たし、初のシャンパンファイトで喜びを爆発させた。

 ドジャースはマジック1で迎えたこの日のロッキーズ戦で、序盤から追う展開となったが、9回に新人のシーガー内野手が同点弾、延長10回にはこの日8番に入ったカルバーソン内野手がサヨナラソロ本塁打を放ち、優勝を決めた。

 前田は優勝の瞬間、仲間とマウンドに集まり、集まった5万人以上のファンから祝福の歓声を浴びながら満面の笑みで勝利を祝った。クラブハウスでは同僚とビールとシャンパンのシャワーを浴び合いながらハグやハイタッチを交わし、喜びに浸った。

 シャンパンファイトがひと息つくと「カープが優勝したのもうれしかったですし、そこに自分がいれなかったのは残念ですけども、アメリカに来てこうやって優勝することが、自分もできたんで、そういう意味ではうれしいですし、カープの選手からもこっちで優勝してくださいというメールもたくさんもらったりしたんで、お互い優勝が経験できて良かったと思います」と話した。