レッドソックス上原浩治投手(41)が、ヤンキース戦で1回を無失点に抑え、3年ぶりの地区優勝を果たした。

 上原は3-0の8回に3番手で登板。先頭グレゴリアスを空振り三振、次打者テシェイラに粘られて四球を与えたが、3、4人目をいずれも中飛に打ち取り1回を無安打無失点に抑えた。9回に守護神キンブレルが崩れ1死も取れずに降板した後、中継ぎのケリーが満塁弾を浴びてチームは逆転サヨナラ負けを喫したが、地区2位のブルージェイズが負けたため、優勝が決まった。

 敗戦後だったものの、クラブハウスではシャンパンとビールかけが行われ、上原と田沢純一投手(30)も仲間と派手にビールをかけ合い、喜び合った。

 上原は「今日の試合のことはいいでしょ。もう終わったことだし、こうやって勝ったわけですから。1番になったわけですから。でもまだ続きがあるんでね、それに向けて頑張ります」と話した。

 田沢は「(3年前とは)僕の立場もありますしね、ちょっと違うかなと思いますけども、チームが勝ったことは良かったかなと思います」と話した。