ドジャースが接戦の末、初戦を落とした。

 先発を務めたドジャース前田健太投手(28)は、4回4安打3失点3四球2奪三振で降板した。

 初回、1、2番の連続長短打で1点を先制された。

 2回裏には、三塁打と不運な当たりの適時二塁打、暴投の後、本盗を決められ、さらに2点を失った。

 その一方、2回表2死一、二塁で迎えた打席で、前田が三遊間安打を放ったものの、二塁走者が本塁で憤死。同点機を逸した。

 前田は、3、4回を無失点と立て直したものの、5回表の打席で代打を送られ、交代した。

 球数は66球。

 試合はドジャース打線が8回表、同点に追い付き、前田の黒星は消えた。

 ところが、その裏、満塁弾を含む5点の勝ち越し点を許し、競り負けた。

 試合後の前田は、日米共同の会見で「甘い球を打たれただけ。負けられない試合ですし、自分の責任。しっかり投げ切れてないところが原因だと思います」と、淡々と振り返った。

 なお、第2戦は16日(同17日)、カ軍ヘンドリックス、ド軍カーショーの両先発で行われる。