カブスが劇的勝利でドジャースに先勝した。

 3-1と2点リードの8回表、無死満塁のピンチで守護神チャプマンを投入。最速165キロの速球で連続三振を奪い2死。しかし3人目のゴンザレスに中前へ同点2点適時打を許してしまった。

 それでも8回裏、2死満塁から代打モンテロが勝ち越しの満塁本塁打を放って試合を決めた。

 カブスは2回にはポストシーズンでは109年ぶりとなる本盗を決めた。1死三塁からドジャース前田健太投手がレスターへ4球目を投じた。レスターはスクイズの構えからバットを引いたが三塁走者のバエスが飛び出した。ドジャースのルイーズ捕手が素早く三塁へ送球したが、バエスは帰塁せず思い切りよく本塁へ突っ込んだ。送球を受けた三塁手のターナーが本塁へ返球したが間に合わずセーフ。ホームスチール成功で貴重な3点目を挙げた。

 カブスがポストシーズンゲームで本盗を決めたのは、1907年のワールドシリーズ第4戦以来だという。