レッドソックスのジャッキー・ブラッドリー外野手がグランドスラムを放った。

ブラッドリーは4-2で迎えた8回2死満塁の場面で、ロベルト・オスーナ投手の速球を右中間に打ち返した。MLB公式サイトによると、同選手にとってはキャリア2回目のグランドスラムで、レッドソックスの選手がポストシーズンでグランドスラムを放つのは、2013年にシェーン・ビクトリノ氏がア・リーグ優勝決定シリーズの第6戦に記録して以来初。

ブラッドリーは「昔、指導を受けたコーチのひとりが『(試合中に)今、自分が勝っているか負けているかを知るべきではない。同じ気持ちの状態を維持すべきで、それにより、物事を冷静に見ることができる』と言ったんだ。それを心がけてきた」と述べた。

アレックス・コーラ監督は「彼のお手柄だ。(ブラッドリーは)ここ2、3カ月、打率1割8分と苦しかった。しかし、彼は努力し続けて、それが結果として現れた」と話した。