ヤンキース松井秀喜外野手(33)が2日(日本時間3日)、首痛によりフリー打撃を回避した。この日は午前9時30分ごろからウオームアップ開始。デーモンとキャッチボールした後は、他の選手のフリー打撃中に約10分ほど外野で球拾いを行っただけでロッカー室に退いた。その後、室内ではエアロバイクを約1時間こいで汗を流した。

 前日の打撃練習中に強い張りを感じ、この日、チームドクターにより打撃練習にストップがかかった。松井は「ドクターストップがなければ打てたと思いますけど、焦る必要はない」と説明。ジラルディ監督も「首は大丈夫。1日練習を休ませただけで、今後の実戦復帰へのスケジュールに変更はない」と話した。

 ただこの日、フィリーズとのオープン戦で、DH候補のジアンビ、レーンがそろって本塁打。前日試合でもダンカンが本塁打を打っており、松井にとっては、少しの調整の遅れも許されない状況になってきた。