マリナーズ退団が決まった城島健司捕手(33)が21日(日本時間22日)、米国からの電話会見に応じた。城島は何度もマリナーズの同僚、球団関係者に感謝の気持ちを語った。悩みに悩んだ末の決断。しかし、その口調に後悔は感じられなかった。

 -決断の一番の理由となったのは

 城島

 いろいろあるし、この1年のことだけではない。ただ(決断するのは)今しかない、とも感じた。このタイミングを逃すのはどうか、と思った。

 -マリナーズの4年間を振り返って

 城島

 素晴らしいスタッフに恵まれた。イチローさんと一緒にプレーしたこともすごく勉強になった。(今回の決断について)家族以外で最初に話したのはイチローさん。僕のよき同僚というだけでなく、よき理解者、よきコーチであり、お兄さんのような存在でもあった。素晴らしい技術、姿勢。すべてにおいて僕の手本。

 -かつてプレーした福岡の地元ファンへの思いは

 城島

 何も変わらない。ただ(今後について)希望はあっても、自分だけではどうしようもない部分もある。

 -次はどんなチームに入りたい

 城島

 この2年間は(思うように出場できず)悔しい思いをしている。ゲームに飢えている自分を一番暴れさせてくれるチームですね。