オリオールズの上原浩治投手がメジャー2年目に向けて順調な調整を続けている。昨季は右ひじの故障で6月下旬から戦列を離れ、2勝4敗に終わった。「試合に投げたいとの思いしかない」と完全復活を誓った。
22日、冷え込んだ東京都内のグラウンド。午前9時から約5時間、体から湯気が上がるほどダッシュを繰り返すなど、走り込み中心のメニューで汗を流した。
右ひじ痛は左太ももを痛めたことがきっかけだった。かばいながら投げるうち、腱(けん)が部分断裂。滑りやすい大リーグ公式球への対応もひじへの負担となっていた。しっかりと体をつくることでけがを克服するつもりだ。
昨年12月にキャッチボールを再開し、正月も休まず体を動かした。今では約50メートルの遠投ができるようになり「キャンプインの時にはブルペンにも入れると思う」と言う。
今季の役割はまだ何も言われていないが「先発にこだわりたい。けがさえしなければ自信はある」と言い切る。昨季、日本のプロ野球は1球たりとも見なかったという。メジャーのマウンドしか頭にない。常に全力投球の右腕は「やる時はやる。力をセーブするような中途半端な気持ちでは投げない」と言葉に力を込めた。




