メッツ五十嵐亮太投手(30)の25日(日本時間26日)は実りの多いブルペンでの44球だった。

 コーチから軸足を強くけり出すように指摘された。球が切れ、フォークボールもよく落ちたという。「股(こ)関節を速く回転しなさいと。上半身に頼らずに(下半身と)連動して投げる。これを試合でできるか」と手応えを口にした。

 メジャーを代表する抑えのロドリゲスも飛び入りでコーチ役に。ツーシームの握りなどを教わった五十嵐は「何かあったら力になるからと言ってくれた。うれしい」と感謝していた。