昨季限りで横浜を退団し、米独立リーグ、アトランティック・リーグのランカスターに入団した仁志敏久内野手(38)が22日、ニューヨーク州セントラルアイスリップで行われたロングアイランドとの開幕戦に「9番・二塁」でフル出場し、4打数無安打だった。チームは5-8で敗れた。

 横浜時代と同じ背番号「7」の仁志は、4度の守備機会を軽快にこなしたものの、打撃では2三振と振るわず「いいところがなかったので悔しい。打ちたかったな」と話した。新たなスタートに「やるからには勝ちたいし、異国でチャンピオンをつかみたい」と語った。

 同リーグは東海岸の州にある8チームで構成。ランカスターはペンシルベニア州にあり、カージナルスなどで活躍したトム・ハー氏が監督。140試合制のレギュラーシーズン後、ポストシーズンで覇者を決める。