カブス今永昇太投手(30)が7回無失点の快投で無傷の5勝目を挙げた。87球で初めて7回を投げきり3安打無失点、1四球7奪三振。ここまで6試合の登板中、無失点は4試合目で、防御率は0・78で両リーグトップとなった。しかもメジャーで初めて中4日での登板。今永が登板した6試合はチームがすべて勝っており、デビューからの登板試合チーム6連勝はカブスの球団史上2位の記録だという。
登板後は地元中継局マーキー・スポーツのインタビューで試合を振り返った
-今日の登板は
真っすぐの球速はそこまで出てなかったですけど、うまく相手の狙いを外せたことが良かったと思います。
-直球の球速が出てなかったということで、どうアジャストした
弱い球が相手のストロングポイントにいかないように。そうすると、相手の術中にはまってしまうので。そういうボールだけ避けながら。何球か助かったボールもありましたけど、結果的にゼロで抑えられて良かったと思います。
-ニューヨークでの初登板の感想は
スパイダーマンで見た景色だと思った。スパイダーマンで見たなと思いながら(景色を)見てました。
-弱いボールがいかないようにというのは
弱いストレートというか、球威があまりある方ではなかったので、その分、制球を気をつけながら投げたという感じです。
-後半は直球も良かった
4回まではあまり良くなかったんですけど、5回、6回は元の感覚が戻ってきたので、イニングごとに良くなってきたのは僕にとってもいいポイントかなと思います。