<インディアンス3-2エンゼルス>◇25日(日本時間26日)◇プログレッシブフィールド

 エンゼルス高橋尚成投手(36)が同点の9回1死満塁で登板し、サヨナラ打を打たれた。

 2-1で迎えた9回、抑えのウォルデンが同点とされ、さらに連続四死球で満塁とされたところで出番が回ってきた。

 突然の登板指令に「急いでつくりすぎて息が上がった」というブルペン投球でマウンドへ。1人目は、二遊間に入った右翼手の正面を突く「右ゴロ」に打ち取ったが、次打者にサヨナラの右前打を許した。詰まらせてバットを折った打球だっただけに「高かった分あそこに飛んだ」と残念そうだった。

 シーズンが進み投手陣の負担が増す中で、好投を続ける高橋の起用法は多様化してきた。「あの場面での登板はまさかと思った。試合が終わるまでは常に準備はしておかないととあらためて感じた」と反省を口にした。