6月に右肘の靱帯(じんたい)修復手術を受けたレッドソックスの松坂大輔投手(31)は3日、米フロリダ州フォートマイヤーズの球団施設で手術後初めてのキャッチボールを行った。
通過点とはいえ、喜びと安心感がある。キャッチボールを終え、うれしそうな表情を見せた。
-4カ月ぶりのキャッチボールだが
松坂
最初の1球は、どう投げたらいいのか、どこでボールを離したらいいのか、感覚的に分からなかった。1球投げたら大丈夫になった。当然、肩は軽いなと思った。野球を始めてこれだけ間が空いたことはなかったので、この日が待ち遠しかった。
-肘の状態は
松坂
久しぶりにボールを投げたけど、肘は全く痛くなかった。安心したし、うれしかった。
-思ったより勢いのある球だった
松坂
もう少し投げられそうだし、もっと投げたいという気持ちは当然あった。これからしばらくは、気持ちを抑え、強度を抑えながらボールを投げていく。それが一番のストレスになるかもしれない。投げられることを満足できるには、まだまだ時間がかかると思う。
-今後は
松坂
2日に1回のペースでボールを投げていく。あとは体の状態を確認しながらになると思う。