ツインズ西岡剛内野手は室内練習場で居残りの打撃練習を行い「厳しい状況は把握している。だからこそ楽しいし、燃えてくる」と意欲的だった。

 練習を手伝ったのは、通算3053安打を記録した特別コーチのカルー氏。日米野球での来日もあり「前に突っ込まないこと。一本足打法のサダハル・オーも、そこには気を付けていた」と約20分間、熱心に指導した。

 西岡は「最近は米国の記者から『開幕マイナーか』という質問もされる」と漏らすが、遊撃の定位置獲得という目標は揺るぎなく「悔しさはあるが、心が折れることはない」と自分を奮い立たせている。