<ブルワーズ6-7パドレス>◇3日◇ミラーパーク

 ブルワーズ青木宣親外野手(30)が今季最終戦に「1番右翼」で先発し、5打数1安打で今季通算150安打に達した。

 2-0で迎えた3回先頭の第2打席。パ軍先発ワーナーの5球目外角シンカーにバットを合わせた。打球は投手脇を抜けてセンター前へ。この回に4点を奪うきっかけとなる安打は、150本目のヒットとなった。1点を追う9回には2死一塁の場面で登場したが、カウント1ボール2ストライクからハーフスイングを取られて空振り三振。最後の打者となってしまった。

 その他の打席は、右飛、遊ゴロ、遊ゴロで、5打数1安打1得点。打率は2割8分8厘だった。

 青木は「長いような短いような1年だった。最後の1カ月は長かった。数字の達成感はない。去年のシーズンを終えて、1月のテストも含め、必死でやってきた。開幕時から比べれば、ファンに認知されてきたと思う」と充実感をうかがわせた。

 試合は6-7で敗れた。