WBC米国代表で、昨季メッツでサイ・ヤング賞に輝いたR・A・ディッキー投手(38=ブルージェイズ)が30日、インドの赤線地帯を訪れて慈善活動を行っていることを明かした。

 売春宿などに人身売買された女性の自立を支援する運動を行っており、昨年は資金集めでキリマンジャロに登頂。今回はインド最大の都市ムンバイに足を運び、実地調査した。下着も着けていない男の子が下水管で遊んでいる風景に衝撃を受けたといい、「子供たちに慈しみの心をあげたい。この場所から離れ、真の人生とは何かを教えてあげたい」と人権救済を訴えた。