米大リーグの有力選手がマイアミのクリニックから禁止薬物を入手していたとマイアミ・ニュータイムズ紙が報じた問題で、ブルワーズの主砲ライアン・ブラウン外野手(29)の名前がクリニックの資料に含まれていたと、5日に米ヤフースポーツ(電子版)が伝えた。

 ブルワーズで青木宣親外野手と同僚のブラウンは昨季のナ・リーグ本塁打王。リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた2011年にドーピング検査で筋肉増強効果のあるテストステロンに陽性反応を示したが、異議申し立てが認められて処分は科されなかった。

 マイアミ・ニュータイムズ紙は、これまでヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手やレンジャーズのネルソン・クルーズ外野手らが禁止薬物の提供を受けていたと報じていた。