ヤンキース黒田博樹投手(39)が、次回登板予定の3日(日本時間4日)アスレチックス戦に向け、ブルペンで投球練習を行った。アスレチックスとの対戦は昨年6月13日以来1年ぶり。そのときは8回2失点と好投したが勝敗はつかなかった。アスレチックスは今季ここまでア・リーグの2位の勝率をマークしており、攻撃陣は得点、打点、四球でリーグ最多を記録している辛抱強い打線。

 黒田は今季11試合に登板し4勝3敗、防御率4・57。前回登板の5月28日カージナルス戦では5回2/3を3失点で4勝目を挙げた。手強いチームとの対戦を前に黒田は「チームによってアプローチを変えることはないと思いますし、まずは自分のピッチングをすることだと思います。相手によってアプローチを変えてしまうと、逆にこっちがリズムを崩されてしまうので」と話した。