<レッドソックス2-3インディアンス>◇15日(日本時間16日)◇フェンウェイパーク

 レッドソックス上原浩治投手は2-2の9回に登場し、わずか11球で3者凡退に抑えた。外角へのスプリットで左打者のタイミングを外して打ち取るなど、狙い通りの投球だった。だが「勝たないと意味がない」と表情は険しかった。

 抑えでありながら、前日は1点を追う展開、この日は同点での登板。チームが低迷する中、好投が報われない日々が続き「4月からずっと、もやもやしかない」と消化不良の様子だった。