<ドジャース5-2カブス>◇2日(日本時間3日)◇ドジャースタジアム

 カブス和田毅投手(34)が今季4度目の先発に臨み、5回2/3を2失点で勝敗はつかなかった。

 速球の制球が冴えたこの日、序盤は快調に飛ばした。初回に2連打を許したが、2回と3回は3者凡退。だが、1点リードで迎えた4回、先頭ラミレスに四球を与えた後、ケンプに内角スライダーを左中間への逆転2ランとされた。次打者にも左翼線二塁打を許し、なおも無死二塁のピンチが続いたが、後続を抑えて追加点はまぬかれた。

 6回に1死からウリベに左翼への二塁打を浴びた後、2死三塁としたところで103球で降板。1点リードされたままマウンドを下りたが、7回の攻撃で味方打線が同点に追いつき、黒星は消えた。

 5回2/3を投げて6安打6奪三振3四死球で2失点(自責2)。1勝1敗のままで、防御率は3・32となった。

 和田は「(2ランは)スライダー2球続けてホームラン打たれたっていうのが、今でも悔いが残る。一番やってはいけないフォアボール、ホームランっていう最悪のパターンで点を取られてしまったので、反省しなければいけないですね。悔しいですね」と話した。

 試合は延長12回の末、7番手パーカーが3ランを浴びてサヨナラ負けした。