レッドソックスのファレル監督は5日、不振の上原浩治投手(39)を暫定的に抑えの役割から外すことを決めた。数日間の休養の後に中継ぎで復帰させるが、今季中に再び抑えとしての起用を目指す。

 上原は8月に防御率5・56と振るわず、9月4日のヤンキース戦は4-3の9回に2本塁打を浴びて敗戦投手となった。

 5日にファレル監督と話し合った上原は「戦力になっていない。精神的に時間が欲しいということで、外してもらうように申し出た」と説明。今季の残りを休養する可能性は「チームが戦っているので、自分だけ投げ出せない」と否定した。ファレル監督も「肉体的に問題なく、今季の登板を打ち切る必要はない」と話した。