1勝1敗で迎えるワールドシリーズ(7回戦制)第3戦は、舞台をサンフランシスコに移し、24日(日本時間25日)に青木宣親外野手のロイヤルズ(ア・リーグ)がジャイアンツ(ナ・リーグ)と対戦する。23日は両チームがジャイアンツの本拠地AT&Tパークで軽めの調整を行った。

 第2戦まで無安打の青木はフリー打撃後に室内でも打撃練習を行うなど精力的に汗を流した。「(無安打だった第1、2戦は)甘い球を打てていない。調子が悪いわけではない。このまま無安打だと格好悪い。四球でもいいからチームに貢献したい。(第3戦の相手先発ハドソンについて)ボール球を振らず、高めを打ちたい」と話した。

 第3戦の先発はロイヤルズが今季13勝の右腕ガスリー、ジャイアンツは9勝の右腕ハドソン。

 ロイヤルズ・ヨースト監督の話。

 「(指名打者制がなくなり)打線の組み合わせの選択肢を探っている。ナ・リーグのチームで指揮を執ったこともあるし、指名打者がない試合には慣れている。チームはうまく適応するだろう」。