ワールドシリーズ(WS)敗退から一夜明けた30日、ロイヤルズ青木宣親外野手は濃密なシーズンを振り返った。

 -WSを終えた

 青木

 ここ数日は野球のことを考えたくない。空っぽになるくらい頑張った。家族とちゃんと過ごすことができなかったので、ゆっくりしたい。

 -どんな1年だった

 青木

 けがをして(メジャー入り後)初めてDL(故障者リスト)に入って、初めてマイナーで調整する期間もあった。自分を見つめ直す期間もあった。山あり谷あり。

 -必要不可欠な主力としてチームに貢献した

 青木

 これまでの野球人生を考えても、求められて(チームに)行くというのはあまりなかった。優勝するということを求められて来たから、それに関しては満足している。

 -第7戦の後は涙していたが

 青木

 いまだかつてないこと。というか、泣いていましたっけ?

 それくらい揺れ動く瞬間が多かったシーズン。世界一になりたいという思いが強かった。必ず次は世界一を取れるようにしたいという思いがある。