オリオールズ上原浩治投手(34)が25日、都内で行っていた自主トレを打ち上げた。大阪の実家で正月を迎えるが、「向こうでも体を動かすつもり」と、正月返上でトレーニングを行う意向だ。

 シーズン中に痛めた右ひじも順調に回復。この日はランニング、ウエートトレに軽いキャッチボールを行い、「今のところは順調です」と強調した。今季は古傷の太もも肉離れにも苦しんだ。結果的に夏場前に戦列を離れることを余儀なくされ、メジャー1年目は悔しいシーズンになった。

 オ軍はこのオフに先発投手を補強し、中継ぎか抑えに転向するプランも浮上しているが、「言われたところで投げます」。来季は2年契約の2年目。真価を問われるシーズンへ、闘志を燃やしていた。