<オープン戦:マリナーズ3−9パドレス>◇5日(日本時間6日)◇米アリゾナ州ピオリア
マリナーズ・イチロー外野手(36)がオープン戦出場2試合目のパドレス戦で三塁打を放った。無死一塁の第2打席、外角高め136キロの直球をとらえると、打球はドライブがかかり、ダイビング捕球を試みたブランク左翼手のグラブの先を抜けた。左翼ポール近くへ転がるボールを視界に入れ加速。余裕で三塁へ到達した。
「オフの間にやってたことは、もちろん生きてないということはないと思うけどね」。キャンプイン直前の身体検査の数値でも衰えを見せなかった心肺機能は、オフの走りこみの量と関係していると森本トレーナーは説明。この日の三塁打でイチロー本人も実感するところだ。ロッカーの近くでふざけていたグリフィーに当てこするように「スピードを見せつけないとね。ジュニア(グリフィー)には絶対に(三塁打は)無理だから」とも話した。
出場選手の中で誰よりも多く立った4打席。試合途中で打診したワカマツ監督は「私に無礼のないように彼は『はい』と言っただけ」と笑いを誘ったが、イチローの本心は「休みだからねぇ、明日が。全部出てもいいぐらい」。すこぶる順調で、6日もまた午前7時45分からの早出練習を行う予定だ。(ピオリア=木崎英夫通信員)



