エンゼルスのトニー・リーギンスGM(43)は5日(日本時間6日)、松井秀喜外野手(36)の去就について経済効果を考慮しない方針を示した。今季は松井入団により10社以上の日系企業が球団や球場と広告契約を結び、多くの利益をもたらしたが「評価するのは試合での貢献度。マーケティングは後からついてくるもの。人気も大切だが、マーケティング関連を理由に契約したり評価したりはしない」と契約更新との関連を否定した。松井の魅力のひとつが否定され、今季限りの退団はよりいっそう確固たるものとなりそうだ。(アナハイム=大塚仁)