ニューヨーク・タイムズは14日(日本時間15日)付で、エンゼルスからFAとなった松井秀喜外野手(36)が「お買い得」となる可能性を指摘した。ジャイアンツのワールドシリーズ制覇に貢献したオーブリー・ハフ内野手(33)が、前年の不振を理由に昨オフは争奪戦もなく年俸300万ドルの1年契約を結んだことを強調。今季はゲレロ(レンジャーズFA)ら復活したベテランも多く、来季の候補としてラミレス(ホワイトソックスFA)、バークマン(ヤンキースFA)とともに松井の名も挙げた。

 一方で16日(日本時間17日)にフロリダ州で開幕するゼネラルマネジャー(GM)会議ではエンゼルスの動きが話題を集めそうだ。FA選手獲得に意欲的で、外野手のクロフォード(レイズFA)、三塁手のベルトレ(レッドソックスFA)、抑え投手のソリアーノ(レイズFA)というFAの目玉はエ軍の総取りもありうるという見方も少なくない。松井とエ軍をめぐる動きが注目されそうだ。